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三船美佳さんと高橋ジョージさんの離婚について 〜年の差婚と離婚の関係〜

三船美佳さんと高橋ジョージさん離婚へ

テレビで仲睦まじい夫婦生活を語ったり、理想の夫婦に贈られる賞を受賞したりと、おしどり夫婦として知られるお二人でしたが、美佳さんが離婚訴訟を提起したことが明らかとなり、大きなニュースとなっています。

お二人が結婚したのは、美佳さんの16歳の誕生日。
高橋ジョージさんは当時40歳で、24歳差の年の差婚として話題を集めました。

年の差婚の傾向

これまでの離婚事件の傾向から、年が離れている夫婦(概ね7歳以上)は離婚しやすいと言えます。
特に女性が年下のケースが多いようです。

精神年齢が高く、同世代の男性では物足りないと感じる女性は、年上の男性を選ぶ傾向が有ります。若い女性からすると、年上男性は“周りの男性と違って何でも知っていて尊敬出来る人”なのです。
若くして父親を亡くした女性などは、父親ほどの男性を選ぶ傾向もあります。
結婚当初はこの関係はうまくいくのですが、年下妻が年齢を重ねてくると、年上夫の精神年齢に近づき、一緒になり、そしていつか追い抜く時期がやってきます。年下妻が離婚を決意するのは、その時です。

実際、離婚相談では、かなり年上の夫のことを「子供っぽい」と表現する女性が多くいます。

統計で見る年の差婚の離婚率

「ウォール・ストリート・ジャーナル」日本版に、年の差婚と離婚率の関係についてのある統計が掲載されました。
年の差が開きすぎると離婚率が高くなるというデータもあるようです。
http://m.jp.wsj.com/articles/SB10113763752903943770504580274083026228718?mobile=y

統計では、年齢が1歳違うと、同年齢の夫婦と比較して離婚率が3%上昇するだけですが、年齢差が5歳になると18%、10歳で39%、20歳では95%高くなっています。

年上の夫が陥りやすい考え方

年の差婚が離婚につながりやすい理由の一つに、年上夫が陥りやすい考え方があります。

年の離れた夫は、年下の妻を自分の子供のように溺愛し、妻の行動を監視したり浮気を疑ったり…と、束縛をしがちで、それを教育であると考えている傾向が有ります。
そのため、妻が離婚を切り出しても、“妻が世間を知らないだけ”と、離婚の申し出に取り合わず、二人の話合いでは離婚できないことも多くなります。

離婚の協議がまとまらない場合には、調停・裁判になりますが、調停・裁判でも、夫は、“自分は悪くない”“妻がまだ子供で、我慢がなっていないだけ”“話し合いをすればわかるはず”と主張し、裁判で判決になることが多いです。

三船美佳さんと高橋ジョージさんの件も、高橋さんの束縛が離婚原因の一つと報道されています。

年下妻の考え方

一方、年下妻にも問題があります。
結婚する際には、あまり先の見通しを考えず、恋愛と結婚の区別なく踏み切っていることも多く、実際に結婚してみて、困難に直面すると、こんなはずじゃなかったと安易に逃げ出す傾向があります。
特に若くして結婚する場合には、同世代が自由に遊んでいる時期に、自分は家事・育児で時間を取られることになり、結婚を後悔することも多いです。
夫の束縛、家事育児で若く楽しい時間が奪われる現実に直面し、子供が大きくなり独り立ち出来る時期がくると離婚に踏み切るのです。
若くして結婚した年下妻は、再婚して出産することも出来る年齢ですし、夫の介護問題が周囲より早くやってきますので、早く離婚したい、もう一度人生をやり直したいということと考えます。
まさに三船美佳さんも「決意を新たに、自分の足でしっかり生きていく幕開けなのかなととらえてます」と、同様の発言をしております。

年の差結婚で注目された二人。今後の裁判の行方に注目したいと思います。

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