弁護士による離婚相談　弁護士法人フラクタル法律事務所

昼顔不倫から抜け出したいあなたへ

　当事務所では、最近不倫をしている女性からの相談が増えています。テレビでも「昼顔」というドラマで主婦が不倫に走る内容が話題になるなど、不倫に対する関心が高まってきているのではないでしょうか？

　不倫をしていることが明るみになると、世間では倫理に反するとして社会的に罰せられます。例を挙げると、不倫が会社にばれた場合、左遷を命じられたり解雇されることも少なくはありません。さらに不倫が理由で、不倫相手の夫婦が離婚となってしまった場合には多額の慰謝料を支払わなければなりません。主婦の懐にはかなりの痛手です。
　そして、女性が不倫をした場合は、男性よりも世間の風当たりは厳しいように思われます。テレビを見ていても、不倫をした男性芸能人は謝罪だけで済んでいたり、例え謹慎処分を受けたとしても短期間で芸能活動を再開しています。ダウンタウンの浜田雅功さんや峰竜太さん、石田純一さんは不倫したことをネタにすらしています。
　しかし、女性芸能人の場合は謝罪だけでは済みません。女優さんたちの不倫はうやむやに終わることが多いのですが、たいていの女性芸能人は番組から降板させられ、当分の間はテレビから遠ざかります。例えば、矢口真里さんの不倫事件が記憶に新しいかと思います。性別によって社会的に受けるダメージは違います。経済的、社会的に見ても男性よりも女性のほうが、リスクが大きいと言えるでしょう。
　もし不倫をしていることがばれてしまったら・・・。考えただけでも恐怖です。

　さて、そのリスクを背負ってまで不倫に至ってしまう理由はなんでしょうか？
　主婦層では、

・結婚したけれど、マンネリで夜の営みが無くなった
・愛情はあるけれどそれは家族愛
・刺激がない
・母親としてではなく、男性に求められたいという女の本能の部分が勝ってしまった

　といった理由が挙げられます。

　一方働いている独身女性が不倫に走る理由は、

・家庭をもつ責任感のある男性に魅力を感じてしまった
・家庭に不満があるという既婚男性を支えたいと思ってしまった
・独身男性よりも頼りがいがある

　などの理由が挙げられます。
　心当たりのある方もいらっしゃるかと思います。

　ばれた時のリスクを背負っても、好きな人と一緒にいられる幸せは何にも代えられないと仰る人も多いのですが、やはり不倫はいけないことです。不倫というものはこれから起こるかもしれないというリスクよりも目の前にある幸せにより、時に人の思考を停止させる一種の麻薬のようなものです。

　不倫した事実は親権に直接的な影響はないのですが、今後一緒に住むのであれば不倫相手と子どもの関係等は考慮されます。
　１５歳以上の子供の親権は、子供の意思で決まることが法律上定められています。それに加え、１０歳以上の子供については、家庭裁判所は子供の意向を聞く事になっています。
　かつては、親権は母親が取得するケースが多かったのですが、最近では父親が得る場合も増えて来ており、父親のほうが経済的に裕福で子どもの将来を考え親権を手放す場合や、子どもがある程度大きいと自由に会うことが出来るので双方納得をしたうえで父親に親権を譲る方もいます。
　それでは、その背景にはどのような理由があるのでしょうか。

　ドラマ昼顔の中での「不倫にゴールはありません。ゴールはないということは、終わらせるのも難しいということです。」というセリフが話題になっていますね。
　不倫を続けていても強硬手段に出ない限り、決して結ばれない関係なので、そういった意味ではゴールが無いと言えるかもしれません。不倫相手との結婚というゴールが無いということは、不倫をしている自分自身が一番分かっていることだと思います。
　しかし、不倫関係を終わらせるというゴールは意外にあります。ドラマでは「終わらせるのも難しい」と言っていますが、ご自身で対応されるよりも、弁護士が間に介入することで、より穏便に不倫のゴールへと導くことができます。いつまでも出口の見えないトンネルを歩いているのではなく、まずは不倫を終わらせようといった意志を持つことから始めてみてはいかがでしょうか。

　ですが、いざ不倫をやめることを決意したけれど、やめられない。相手に引き止められると断れない。どうすればいいのかといった悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。
　そこで、当事務所では不倫をしている女性でも、不倫を終わらせるためのサポートをいたします。数多くの方が不倫から抜け出すことが出来ました。一人で悩むよりもまずは専門家である弁護士にご相談ください。