高嶋政伸さんの離婚問題についてスーパーニュースでのコメント
先日のブログで、離婚したがらない妻についてお話しました。
夫が離婚したがらない場合と妻が離婚したがらない場合は異なっています。
離婚を夫から切り出された妻は、すぐに気持ちの整理がつかないのは当然のことです。
長年不仲であったり、喧嘩が耐えなくても、いざ離婚といわれると躊躇します。
また、女性の場合には、経済的な面から離婚にふみきれない方も多いです。
しかし、調停、裁判となれば夫に強い離婚の意思があるとわかりますので、離婚に気持ちが向かい、その後の前向きな自分の生活のために経済的な保障を要求する方が多いです。
しかし、まれに、自らに少なからず原因がありながら離婚訴訟までいたっても、経済的な理由以外で離婚はしたくない、本当にやり直せると主張する妻がいます。
こういった妻の特徴は、外見に自信がある、ということです。
外見に自信のある女性は、
かわいいので昔から男性にちやほやされていた
自分が嫌われる事などあり得ないと思って、周囲の意見や夫の要求を一切聞かない
自分が男性から振られることが理解できず、受け入れられない
といった傾向があります。
故に、裁判になっても、彼が私を嫌いなはずはない、弁護士が彼に離婚無理矢理し向けたなど理解しがたい主張をするのです。
このような妻には、金銭的な提案をしても、もう愛情がないと伝えても、同居中の嫌なところを伝えても、全く聞く耳を持たないのです。
先日、フジテレビ「スーパーニュース」より高嶋政伸さんの離婚問題について取材を受けました。
取材の段階では、調停で話し合いがつかず、離婚訴訟になっている程度の報道しかなかったのですが、離婚を多く扱う弁護士として、今後の見通しやなぜ離婚訴訟にまでなったかの、コメントを求められました。
高嶋夫妻の経歴(特に妻美元さんの経歴)、スピード結婚だったこと、調停期間が短かったことから、金銭的な面の折り合いがつかないのではなく、妻が離婚そのものに納得がいってないのではないかと予測しました。
美元さんは、ミスユニバースジャパン、モデル、女優、そして、交際してすぐにプロポーズを受けたとなれば、自分が振られることを受け入れられない客観的な事情が揃いも揃っています。
スーパーニュースでは、美元さんが離婚を受け入れないため訴訟となったのではないかとコメントしましたところ、その日の夜に美元さんのブログに「私としましては、二人が結婚してからまだ間もないこともあり、夫婦関係の修復を目指し、協議させていただいている状況ですので、
今しばらく、そっと見守っていただければと考えております。」とあり、予測的中。
もちろん美元さんが先ほど述べたような人間だと断定するわけではありませんし、あくまで外形的な事情から離婚訴訟の原因を推測したまでですが、きれいな方に別れて欲しいと言ってもなかなかその言葉が本心と信じて貰えないというお話です。
高嶋政伸さんは、裁判で、同居中の嫌なところを主張するだけでなく、美元さんに嫌いだという意思をしっかり伝えること、そして改善の話し合いをしたが改善の可能性が無いことを主張することが、解決のポイントでしょう。
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